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「超」ペーパーレス!

ネットや通信環境、IT環境の向上によって、「ペーパーレス」ということばをよく耳にします。

電子申告、電子帳簿、電子入札などはもちろんのこと、資料もスキャナで読み込んでサーバー保管するとか、通信環境が整っていれば、パソコンや携帯電話で必要な情報がダウンロードできるし、便利ですね。

しかし、紙がパソコンや携帯電話に代わっただけで、結局何かの媒体に記憶させておいたものを再現する、ということには変わりない・・・それを超えるものって、何だろうな・・・と思ってましたら、ありました!

「口伝え」という方法です。

私は茶道を習っていますが、ある段階になると、テキストとか教本に全く書かれていないお点前が出てくるのです。稽古場では「おゆるしもの」と呼んでいますが、そのお点前のお稽古をするときには、その「おゆるし」を家元から頂いた人しか同席できないのです。そしてそれは、どこにも手順などを書いたものが残されていないので、その場で覚えていかなくてはならないのです。

たぶん、「芸事」といわれるものは、文章では説明できないようなものが多いのでしょう。

でもそれだけ、その場での集中力というのはすごいものだと思います。

他のことを考えている余裕はないでしょうね。

そういうことを、ブログを書きながら思ってましたら、「集中力」ということについては、何でも同じことなんじゃないかな、と思えてきました。

だって、いつ病気になるか、事故に遭うか、予想はつかないわけなのですから、できるだけその場で完結させたほうがいいに決まっているのです。

便利なものがたくさんあふれている時代、人間がそれに「使われる」ことがないようにしたいものですね!

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コメント

「口伝え」、ITの反対側にあって、しかも情報送受信の本質にかかわっています。私流に言わせていただくなら「面授口傳」ということになります。

投稿: 閑人 | 2009年2月 5日 (木) 17時04分

コメント、ありがとうございます。
そうですね。先日お聞きしました。
ブログを書きながら、そのことを思い出しました。

投稿: miho | 2009年2月 5日 (木) 17時39分

口伝えって世の中の業種の中には結構ありますよね。我々の業界でも、残っていますね例えば「墨だし」「馬鹿棒」「ちり」「返り墨」などがあります。
これらの言葉を読んで作業や物を想像しろと言われても「???」でしょう。
逆に、これを読んで業界が分かる人は既に業界人。
この業界の仕事には、
「箱入れ」「スリーブ入れ」などがあります。またまた???
これらの作業を明文化した書物は未だかつて見たことがありません。
また出来の良さや悪さの判断もけっこう曖昧です。

職人や専門家、スペシャリストと呼ばれる人が存在してくるのは、
単に能力があるではなく、このように口伝えなどの作業や行為すべてにおいて卓越したものを持っているからだと思います。
そういえば、新入社員教育って業界の口伝え部分も含めて教えていきますからね。
教育担当の先生(先輩社員)は、会社の将来にとって大事な位置にいることになりますね。
ご存知ではありますが、私の業界は建設業界(設備関係)でした。

投稿: ikku | 2009年2月 6日 (金) 02時38分

ikkuさん、コメントありがとうございます。
ほんとにそうですね。
社員教育の部分など、それが「企業風土」「企業文化」につながるところが大きいと思います。
素晴らしいご意見、ありがとうございました。

投稿: miho | 2009年2月 6日 (金) 08時11分

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