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星の存在

私の誕生日は、祖母の命日でもあります。

祖母は、共働きの両親の陰で、私たち姉妹を育ててくれました。

私の子供たちの中では、いちばん上の子だけが祖母を知っています。

2番目が私のお腹の中にいるときに、祖母が亡くなったのです。

祖母が亡くなってしばらく経ったある夜、上の子が布団に入りながら、私に尋ねました。

「ぴーちゃん(私の住む地域では、「ひいおばあさん」のことを「おっぴさん」「ぴーちゃん」と呼びます)は、なぜお星さまになったの?」

「そうだね」

私は答えました。

「神様が、『ずいぶん長い間たくさん働いてきたから、もうお星さまになってもいいんだよ』と言ってくれたのかもしれないね」

言いながら、涙が顔を伝いました。

典型的な「明治女」の祖母でした。

今でも祖母のことを考えると、鼻の奥がつんとして、涙が視界を揺るがせます。

もう亡くなって数年経っていて、それが日常のことになっているのに、です。

星は昼間は見えないけれど、存在は確かにあるということなのでしょう。

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