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お店のお金

以前、税務署からの依頼で、個人の小規模事業者に、個別に記帳指導をしたときのことです。

その方は、美容院を開業したばかりで、また、シングルマザーでもありました。

以前勤めていたお店のお客さんが、自分のお店に来てくれることもあって、少しずつ利益が出てきていました。

その方が、あるとき、こういうことを私に質問しました。

「お店の売上から、いろいろ仕入代金や家賃などを支払った残りのお金は、私が使ってもいいのですか?」

息子さんが高校に入学するので、その学費などに充てたいとのことでした。

私は、事業資金をきちんと残していれば、後は自分の生活費として、一定額をもらうようにしていくといいと思います、と答えました。

すると、その方は、「自分で働いているんだけれど、お店のお金だから、自分のために使うのに、それには手をつけてはいけないんじゃないか、って感じがして・・・自分のお金であって、自分のお金でないような、・・・」

と話してくれました。

私は、その感覚を忘れないでくださいね、と伝えました。

バイパス沿いにあるその店は、周囲のお店のテナントが次々変わっていくのに、しっかりと営業を続けています。

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