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貸借対照表が教えてくれること

「貸借対照表」は、資産・負債・純資産から構成されています。

「資産=負債+純資産」という数式が成り立ちます。

資産とは、現金や預金、売掛金(販売したがまだ代金が回収されていないもの)・在庫、建物・車両・土地、有価証券・出資金など、「プラスの財産」として目に見えるものが主な内容です。

負債は、買掛金(商品等を仕入れたけれどもまだ支払っていないもの)・借入金など、これから支払わなくてはならないものが主な内容です。

純資産は、株主からの出資と利益の内部留保の蓄積が主なものです。

営業活動を行なった結果は、「損益計算書」で表されますが、そこで生まれた利益がどういう形で残っているか、が問題です。

そこに、経営者の人生観が表れます。

もう1つ、資産がどのように調達されたかを表すのが、負債と純資産の内容で分かります。

預金はたくさんあるけれども、借入金もたくさん残っている、というのでは、経営に余裕があるとは言えません。

しかし、世間の人たちは、目に見える部分しか分かりません。

立派な自社の社屋があり、経営者が高級外車を乗り回している、という光景を見ると、たとえそれが多くの借入金によって購入したものであっても、「あの会社はすごい、利益がたくさん出ているのだろうな」と思ってしまいます。

しかし、万が一のことがあって、会社を清算するという事態になったとき、役員や従業員に退職金を支給したくても、社屋で支給はできません。もちろん、借入金がたくさんあれば、それを返済するのに、資産と言えるものは差し押さえられてしまいます。それが「立派な会社」と言えるでしょうか?

会社経営だけでなく、毎日の生活でも、「目に見えない部分」を「看る」ことが重要なのです。

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