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○○が終わったら・・・

先日、お茶のお稽古に行ったときのことです。

まだ私しか来ていなくて、先生とマンツーマンでお点前をしていたときに、先生が、ぽつりと

「子育てが終わったらお茶をまた始めよう、というのは、たぶん無理よ。」

とおっしゃいました。

「子供って、何だかんだ言って、いつまでも手がかかるものよ。仕事や子育てが大変でも、何とか続けていければ、その後も続けられるのよ。○○さんをごらんなさい。彼女も、大変な時期を経たけれど、今続けていけるのは、子育てだからと言って、途中やめなかったからよ」

と、さらに先生はお話しました。

実は、その日の前日まで、いろいろな方から、自分にとっては耳の痛いお話を聞いて、「お茶をやるのは、私のわがままなのかなぁ、少し休まなくてはならないかなぁ」と思っていたところでした。

その日の朝は、だいぶ早く起きて、着物に着替えるかどうか迷っていたのですが、誰も起きてこないし、声をかけても主人も起きなかったので、いいや、と思って、着物を着て、朝の支度を始めたのでした。

その朝の後の、そういう先生のお話でしたので、何だか、私の心を見抜いた上での先生の励ましのように感じました。

そして、その日は、初めて先生に、私の点てた濃茶が「おいしい」と言っていただけたのでした。

先生は、「自分の都合で濃茶を点てる人がいるけれど、ちょっともったいないな、と思えるくらいの加減が、実はおいしいのよ」と言って下さったのです。

お稽古の後、別な習い事をしている娘を迎えに行って、車の中でその話をしたら、娘は、まるで自分の方が親だというような口調で、

「それは、うれしかっただろうね」

と言ったのです。

というわけで、まだまだ私はわがままを続けていこうと決めました。

皆様、よろしくお願いいたします。

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