« 当事務所新年会のご案内、UPしました | トップページ | 親と子と仕事 »

見えるものと見えないもの

一昨日は、表千家の地元の教授者会主催の、恒例の大寄せのお茶会がありました。

そのお茶券の収益は石巻社会福祉協議会に毎年寄付されています。

昨年6月よりこの教授者会が文化庁の委託を受けて、子ども茶道教室を毎月1回実施しているのですが、その子どもたちも、このお茶会で「デビュー」しました。

うちの長女も、そのお仲間に入れていただきました。

私はお客様として参加しました。

主催者の代表である、私の先生が、お客様方にお道具の説明をしながら、こんなことをおっしゃいました。

「表千家の道具の取り合わせは、『陰』と『陽』の組み合わせになっています。そのため、裏千家のような華やかさはありませんが、バランスがとれているのです。

お茶席についても同じです。皆さんがいらっしゃるお席は『陽』で、目に見えるもの、そして皆さんから見えない水屋(主催者が準備をする部屋)は『陰』になります。

表千家が左足(陰)からお茶席に入るのは、お茶席(陽)に対して、ということになります。

裏千家は、右足から入りますが、これは、7代目の如心斎が家元制度を確立する際、弟(後の裏千家)に、『表千家と同じことはしてはならない』と定めたためです。」

実は、子ども教室が始まったばかりの頃、長女から、

「なぜ左足から歩くの?」

と質問されていたのです。そのときは、答えることができませんでした。

帰りの車の中で、このことを長女に話すと、とても腑に落ちたようでした。

会計の世界でも、貸借対照表の借方は「目に見えるもの」、貸方は「目に見えないもの」と言われます。

立派な社屋は「目に見えます」が、その調達源が自己資金なのか、借入金なのかは目に見えません。

これも、陰陽の世界なのですね。

|

« 当事務所新年会のご案内、UPしました | トップページ | 親と子と仕事 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 当事務所新年会のご案内、UPしました | トップページ | 親と子と仕事 »