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拘束の価値

私たちの事務所で、もっともメインとしている業務は、「月次巡回監査」というものです。

それは、毎月、顧問先を訪問し、数字をチェックしながら、経営を取り巻くさまざまな部分を見たり聞いたりして、その顧問先がいい方向に向かうよう、ともに考える時間なのです。

一口に「経営」といっても、さまざまな面を持っています。

それは、現場に行ってみないと、分からないのです。

以前、「インターネットで帳簿を送ってもらって、それをもとに決算書を作る、という事務所もあるそうですよ」と言われたことがありました。

ネット社会ですから、そういうこともできるでしょう。

しかし、帳簿の数字は「過去」の数字です。

そこからは、過去のことしか分かりません。

税務署に提出する、という目的だけの決算書を作るのなら、それでもかまわないと思います。

しかし、現場に行けば、現状だけでなく、これから起こりそうなことも見えるのです。

何より、私たちが現場に行くと、その時間は他のことができません。

顧問先は、「拘束」する時間が持てるのです。

事務所でやるだけなら、いつ、自分の会社の仕事をやってくれているのか、分からないのです。

「拘束」というものも、付加価値になるかもしれません。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

先日、初めてのお客さんの所(北上川の源流のあたり)に訪問したら、「よくこんな所まで来てくれました…」と歓迎されました。その一言で一時間弱かけて行ったことの疲れも吹っ飛んでいきました。
昔からの事務所は出不精の人が多いんですよね…(うちだけかもしれないけど…)

今週と来週は土日返上で仕事です(>_<)

投稿: VIET-TRI | 2010年3月 7日 (日) 12時42分

VIET-TRIさん、コメントありがとうございます。
遠い顧問先に行くのも、楽しいことですよね。
いろいろな発見があって、仕事以外の財産が増えますね。
お互い忙しい時期ですが、あと数日ですので、頑張りましょう!!

投稿: miho | 2010年3月 8日 (月) 12時26分

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