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労働分配率の考え方

生産性を測る指標として、「労働分配率」というものがあります。

労働分配率は、「付加価値(限界利益)に占める人件費の割合」で計算されます。

ということは、低いほうがいい、ということになります。

そういってしまうと、短絡的に考えて、「では、人件費を減らせばいいんじゃないの?」という話になってしまいます。

しかしながら、そういう意図でこの指標ができたわけではないのだと思います。

「付加価値」は、その企業に対する周囲の評価といえます。

それを創造するのは、その企業で働く「人」です。

その人のモチベーションとか、取引先に対する姿勢によって、「付加価値額」が変わります。

自分自身が顧客になった場合を考えてみれば、容易に理解できることだと思います。

また、企業で働く「人」自身も、同じ給料を支給されていても、その企業で働きたいと思うか、そうでないかによって、働き方が違ってくると思います。

「労働分配率」の考え方は、

①その企業の従事員が、取引先に対して、どう働きかけているか

②その企業が、従事員に対して、働く意欲を醸成する組織になっているかどうか

ということを示すものだといえるでしょう。

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