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『平成22年上半期 食品産業動向調査結果』より

日本政策金融公庫が発行する、『平成22年上半期 食品産業動向調査結果』で、興味深いデータが書いてありました。

「食品産業の商品志向について」ということで、「現在の主力商品の志向の推移」を見ますと、平成21年上半期では、「低価格」志向と「安全」志向が、それぞれ、43.4%、43.3%と拮抗していたのですが、平成21年下半期から、「安全」が47.1%と、「低価格」42.7%を4.4ポイント上回り、さらに平成22年上半期を見ますと、「安全」46.6%、「低価格」40.7%と、その差が広がってきているのです。そして、「味」「地元産」「健康・美容」「簡便」などの割合が少しずつ増えてきているのです。

日本政策金融公庫では、「消費者の節約(経済性志向)疲れと同時に、食品産業業界の安売り競争が限界に来ていることなどを反映し歯止めがかかった結果」と分析、今後は「商品志向が低価格から付加価値に方向転換してきていることがうかがえる」とまとめています。

それに関連して・・・

私もときどき、外食することがありますが、量が多いと感じることがあります。

外食だけでなく、パンやケーキ、その他食品を買って家で食べる、いわゆる「中食」の場合も同じなのですが、「1人分」とされた量は、どんな消費者をイメージしたものなのか、分からない場合があります。

成年男性用か、女性用か、高齢者用なのか、・・・

女性でも、質より量を重視する人(世代)もあれば、スタイルを気にする世代もあります。

メニューに「大盛り」をあげることよりも、量が選べるようになっていれば、無駄が少なくなる、と思えないでしょうか?

廃棄する食品は、すでに売上に計上されたものの原価ですが、お客様が自分にとっての「適量」を残さず食べてくれれば、適量を超える部分は廃棄しなくてすみ、次の売上に貢献する、のです。

見た目(つまり、量・低価格)から、中身(安全・味・健康・美容)への転換の時代に来ているのではないでしょうか。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

低価格戦略から高付加価値戦略への転換。
今、日本経済で求められている事ですね。
低価格競争はデフレスパイラルを加速します。
収益が上がらない、値段を下げる、人件費を削減する。
ますます消費者は低価格商品しか買わない。
このスパイラルを断ち切ること必要です。
FY

投稿: FY | 2010年9月 5日 (日) 16時25分

FYさん、コメントありがとうございます。
食べ物はお腹に入ってしまえば、見えないもの、分からないものだと思いますので、あまり付加価値を重要視されない傾向があるのかと思っていました。
でも数字に出てきているのですね。
これから東京です。今新幹線の中です。今週末、お久しぶりにお会いできるでしょうか?

投稿: miho | 2010年9月 6日 (月) 09時41分

今週末、残念ですが都合で出られないのです。
22日は出る予定です。参加されますか。
今日は一日研修講師です。
気合で乗り切ろうと思います。
FY

投稿: FY | 2010年9月 7日 (火) 08時22分

FYさん、コメントありがとうございます。
22日は参加します。
今日明日の研修は、うちのスタッフも参加しています。
どうぞよろしくお願いいたします。

投稿: miho | 2010年9月 7日 (火) 08時55分

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