« 女川っ子の合同運動会 | トップページ | 世界の中心で・・・ »

即断力

以前から、「即断」ということは、経営者の能力として挙げられているように思いますが、この震災で、さらにその重要性を感じています。

即断、といっても、何でもすぐに決断すればいい、ということを言っているわけではありません。

しかし、日頃から、何が自分にとって必要なのか、何を最優先に考えなければならないのか、ということを考えていれば、めったに来ないチャンスを自分のものにできるように思うのです。

自分自身のことでいえば、今住んでいる貸家は、たくさんの知り合いや友人、不動産業者に声をかけていて、まったく賃貸物件がなかったときに、親戚の親戚が紹介してくれたものでした。

今は、普通に住めるような状態になっていますが、初めてここに来た時には、「えっ・・・」と言葉を失いました。

この状態を、住める状態にまでするには、どれくらいの時間と労力が必要だろう、と気が遠くなりました。それらを自分たちでやってほしい(資金的なものも含め)、というのが、家の持ち主の希望でした。

そして、「今、すぐ、ここで決めてほしい」と言われました。

私はとても迷いました。もしかすると、掃除をしなくてもすぐに住めるような物件が出てくるかも、とも思いました。

しかし、主人が、「何を迷っているんだ。ここで決めなければ、どこにも住めない。早く返事をしよう」と言ったのです。

また、窓口になってくれた親戚も、「私たちも片づけを手伝うから、借りたら」と言ってくれたのです。

そして、主人とその親戚が毎日掃除や片づけをしてくれたおかげで(もちろん、土日は私も丸1日掃除でしたが)、3週間後くらいには住むことができるようになり、子どもたちの学校や保育園も決めることができたのです。

「すぐに住むところが見つかってよかったね」と言われますが、それまでの道のりは、けっこう大変でした。避難所に1週間、妹の家に2週間、叔母の家に3週間お世話になって、という経過もありましたが、今の家の片づけのことを考えたら、「すぐに見つかって」ではありませんでした。

震災で事業所が被害に遭い、新たな場所がなかなか見つからなくて、という方も多いと思います。

でも、もう少し今より情報収集・情報発信をしていくことで、近道ができてくるのではないでしょうか?

そして、もしかすると、これまでとは違うやり方での販売方法も視野に入れると、新しい展開が出てきそうです。

どちらにしろ、自分の日頃からのアンテナと即断力が役に立ちそうですね。

|

« 女川っ子の合同運動会 | トップページ | 世界の中心で・・・ »

経営の悩み、いろいろ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 女川っ子の合同運動会 | トップページ | 世界の中心で・・・ »