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かき氷から浜辺の記憶へ

先日、子どもたちとかき氷を食べていたときのことです。

かき氷を食べているとき、頭がキーンと痛くなる、などということを考えていましたら、中学生のときのことを思い出しました。

夏休みは毎日部活があり、帰りに制服のまま、先生に見つからないように、近くの食堂にみんなで入り、かき氷を食べたことがあったな、というようなことです。

すると、さっそく、子どもたちから質問が。

「なぜ、先生に見つからないように、なの?」

「制服を着たままだったからね」

「なぜ、家に帰って着替えてこなかったの?」

それには理由があります。

同じ中学校に、半島の沿岸部から来ている子たちがいたからです。

そこは、バスで30分くらいかかる場所でした。

その子たちが家に帰って着替えて、また戻ってくるとすると、1時間以上かかります。

バスはそんなに多く走っていなかったので、待ち時間を考えたら、もっと時間がかかります。

そういえば、部活が休みの日、彼女たちの家の近くの海に泳ぎに行ったことがありました。

彼女たちは潜るのも得意で、生きたままのウニを取ってきて、殻を割って、砂浜で手づかみで一緒に食べました。

それまで私はウニは食わず嫌いだったのですが、ものすごくおいしくて、大好物になってしまいました。

あの海は、今は穏やかになっているとは思いますが、周囲も住む人たちも、まったく状況が変わってしまっていることでしょう。

悲しいことです。

私の家のあった場所も、夏の早朝には、朝もやの中で、蝉がしゅわしゅわと、バイオリンのピアニッシモの音合わせのような鳴き声を奏でていましたが、今もそうでしょうか?

今の家では、朝の蝉の声は聞こえません。

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