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他人ごとではない問題

いろいろな地域の方々から、

「地震や津波に遭ったときのリスクを最小限にするには、日頃から何を準備すればいいのですか?」

と、質問を受けることがあります。

今や、全国どこの場所でも、似たような状況になる確率が高いのです。

そして、人口が多い都市部では、きっとパニックになるのではないか、と危惧しております。

確かに、この震災で、マニュアル通りにはいかない、その時々の判断が明暗を分けた、ということが分かったと思います。

しかし、事前に何かできることはないでしょうか?

職場において、重要なものは何でしょうか?

最近は、顧客・設計・会計・生産管理等々の「情報」や「データ」の蓄積が、何よりも、その企業の経営資源になっている、といっても過言ではありません。

それらを、日頃から、最新のものの管理者を決めて、確実に、災害から退避させるしくみが必要でしょう。

また、役員・従業員が、いざという時に、どこに避難しているか、の情報や、連絡手段をあらかじめ確保することも重要ではないかと思います。

家庭でも、同じことが言えると思います。

さらに、高齢の家族や子どもを連れてこなくてはならない、と迎えに行き、その途中やその後に津波の犠牲になった、という例がたくさんあります。

高齢の家族や子どもたちが、普段いる場所(デイサービスや保育所・学校等)の管理者の方とも、災害時の対策について、お互いに決めごとをしておく必要がありますね。

今、子どもたちが通っている保育園や小学校とは、地震や津波のときには、親が引き取りに来るまで、そこで保護していただく、ということに決められています。

また、定期的な避難訓練も必要だと思います。

先日の新聞には、保育所で保育中の子どもたちの被害が、ほとんどなかった、ということが掲載されていました。

保育所では、ちょうどお昼寝の時間で、うちの長男も同じでしたが、どの保育所でも、毎月避難訓練をすることが決められており、そのため、乳幼児も泣いたり騒いだりする子がおらず、先生方もあわてず避難・保護することができた、と書いてありました。

長男の通っていた保育所は、跡形もなく流されてしまいましたが、そこにいた子どもたちは全員無事でした。(本当に先生方のおかげです!!)

さらに、都市部においては特に、地域のコミュニケーションも重要ではないかと思います。

地方ですと、狭い社会で、顔の見える関係のため、自分本位な行動をとると、「○○に住んでいる××さんが、こんなことをしていた」ということが噂になりますので、そういう行動を自粛する傾向にありますが、都市部に関しては、それが希薄ではないでしょうか?

できるだけ多くの人が、共生できるようになるには、住民1人1人がそのことを自分自身のこととして心がけるということが、重要なのではないでしょうか。

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