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感性

初めてお会いする方や、久しぶりにお会いする方には、私は、自分の家が津波で流され、跡形もなくなった、ということをお話することが多いように思います。

お話の相手が被災地以外に住む方であれば、同情してほしい、という気持ちがまったくないわけではありませんが、同じように被災地に住む方であれば、少しは気持ちが共有できるかも、と思うからです。

それでも、被害の状況や程度は、人それぞれです。

先日、

「3.11(さんてんいちいち)という言葉、好きでないんですよね」

「そのことばを使って、みんな震災で、変わった・変わった、というけれど、自分には分からない」

ということばをお聞きしました。

言葉が先行している、という気持ちはよく分かります。

そして、人が変わるのは、いろいろなきっかけがあると思います。

例えば、空を見ていただけで変わる人もいます。

震災を自分自身が経験しても変わらない人もいるし、被災地以外に住んでいても、震災がきっかけで変わる方もいると思います。

変わらないことが悪い、というわけでもなく、すでに強いものをお持ちの方は、「変わらない自分」を再確認したかもしれません。

そんな方であっても、震災でまったく心が動かなかった、ということはないのではないでしょうか?

大事なのは、相手に「対する」ことではなく、「一体になる」ことではないでしょうか?

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

今日、高校の時の友達から、喪中はがきが届きました。
詳しくはかかれてないのだけれど、年に一回、年賀状のやりとりだけになっているので、こちらからも聞きにくい・・・
その子のことを想って、「大変だったんだね・・・」って思いを寄せることしかできません。

これから、こんな葉書がもっと届くのかな・・・と思うと、やっぱり
心が痛みます。そんな私も、義父を6月に、震災で二人のいとこやおじさんを亡くし、同じように、喪中のご挨拶を送らなければならないんだな~と思い、また悲しくなりました。

「3.11」・・・確かにあの日にあったことはみんなの心に大きなものを残しましたが、言葉にとらわれずに、自分なりの方法で、痛みを感じて寄り添ったり、何か行動をおこしたりしていけばいいのでは・・・と思いました。

投稿: | 2011年11月12日 (土) 21時55分

コメントありがとうございます。
本当ですね。
そういう気持ちが、力になるのだと思います。
ありがとうございます。
涙があふれても、生きているからなのだ、と思って、前に向かっていければいいですね。

投稿: miho | 2011年11月14日 (月) 19時28分

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