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女川の家

先日、また、女川の以前の家のあったところに行ってみました。

夏に茫々と生い茂っていた雑草はすっかり枯れていました。

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向かい側は、どんどんがれきが積み上げられていましたが、家のあった場所はまだそのままで、門の階段が残っていたので、この場所だったことがまだ分かりました。

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玄関のところの敷石もそのままでした。

各部屋の床も残っていますが、朽ちてきています。

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父がずいぶん前、台湾から買ってきたきれいな庭石も1つだけ残っていたのですが、それもそのままになっていました。

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ふっと下を見ると、小さくて白いものが地面にたくさん落ちていました。

ミニトマトでした。

毎日、家の手伝いをしに来ていた叔母が、物置の前の庭に一生懸命植えたものと同じものでしょうか?

トマトも懸命に実をつけたのに、食べてくれる家族がいなくなってしまい、申し訳なかったです。

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枯れ草の中に、少しだけ元気なものが見えました。

たぶん、さつきです。

家の庭にたくさん植えてあったものと同じでしょうか?

春になったら、また以前と同じように、ピンク色の花を咲かせてくれるでしょうか?

運動公園の、落し物や写真のコーナーにも行きました。

友人が、うちの家族の写真がデータベースに入っていたよ、と、番号を教えてくれたのです。

2年前のひな祭りの写真で、お雛様とお内裏様の前で、母と子どもたちが笑っている写真でした。

家具も写っています。

あぁ、こういう家だったなぁ、と、記憶を呼び戻しました。

落し物コーナーでは、長女の保育所の通園バッグがありました。

ほとんど休んだことがなく、毎回ごほうびシールを貼ってもらったおたより帳も入っていました。

運動用の帽子も、長女は「懐かしい」と言って、見ていました。

以前の家のあった場所に、「また来るね」と言ってきました。

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コメント

思い出のいっぱい詰まったおうちをなくされた方、家族を亡くされた方、悲しみは癒えないと拝察いたします。かなしみをぐっとこらえておすごしであろう皆様にかける言葉もなかなかみつかりません。
でも丸岡様のブログのおかげで毎日皆様のことを忘れないでいられます。毎日のご配信に感謝しています。ありがとうございます。

投稿: かめ | 2012年1月26日 (木) 21時10分

かめさん、コメントありがとうございます。
自分たちのことよりも、なくなってしまった家や家のあった場所が独りぼっちになっていることを、申し訳なく思っています。
私たちは元気にやっています。
当たり前だと思っていたことが当たり前でなかった、ということが分かった、それが収穫だと思います。
ブログを読んで下さり、ありがとうございます。
全国の皆さんのたくさんのご支援に甘えることのないよう、毎日を過ごしていきたいと思っています。

投稿: miho | 2012年1月27日 (金) 19時31分

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