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2012年2月

難しい贈り物

贈り物ってなかなか難しいと思います。

こちらの想いが強すぎると、相手の方に負担をかけてしまいます。

でも、気軽すぎて、自分のお古というのも、よほど親しい人や想いを分かち合えるような人でないと、難しいです。

震災直後は、とにかく、食べるもの・着るもの、何にもなく、どこの店も開いていませんでした。

ですから、支援物資は大変助かりました。

でも、いつまでも同じものが必要だったか、というと、そうではありません。

厚意というのは、表現するのが難しいです。

私自身は、モノを贈る行為は、自分が贈りたいという気持ちを満足させるためのもの、と考えて、できるだけ感想を求めたりしないように心がけているつもりなのですが、・・・

相手に、「お返しをしなくては」と思わせないような気配りが、また、かなり技術を要するのです。

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「TKC」平成24年3月号

TKC会員向けの月刊誌『TKC』の平成24年3月号に、当事務所の取組みを掲載していただきました。

対談形式の記事で、山形の先輩先生と私がお話しさせていただきました。

題は「企業防衛インタビュー」という冠がついています。

震災を経験した事務所の、企業防衛に対する取組みをお話いたしました。

何をやるにも、「当たり前」にしていくまでが大変だと思います。

私の場合は、両親や先輩がたが、事務所の風土を創りだし、軌道に乗せてくれました。

これを維持し、さらに向上させていかなくては・・・

でも、皆は、「やらねば」というより、楽しく取り組んでいます。

そこが、きっと、いいのでしょうね。

ご興味のある方は、この号を差し上げますので、私までお知らせください。

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過ぎたるは・・・

申告期限の延長の期日が決まったこともあり、毎日、帰りが遅いので、なかなか子どもたちと一緒にいる時間がありません。

ある日、帰ると、長男と次男の髪が短くなっていました。

母がカットしてくれたようです。

「それでも、のぶちゃん(次男のこと)は、まだ少し長いかも」

と母。

翌日、帰宅すると、今度は次男の髪がさらに短くなっていました。

「何だか、『まことちゃん』みたいになったね」

と母に言うと、母は爆笑。

次男はまったく意に介していません。

「犬棒かるた」をたくさん覚えていて、あまり意味も分からないまま、

「過ぎたるは及ばざるがごとし!」

と、明快な声で言っていました。

座布団1枚!!!

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ロングブーツ

冬は、ロングブーツは必需品です。

先日、ブーツのふくらはぎの部分についているファスナーを上に上げようとしたら、

「あっ!!」

金具の部分が折れてしまいました。

太さと重力に耐えかねたのでしょう。

このブーツは、震災の時にも履いていました。

何しろ、そのとき身につけていたものと、被害が少なかった車と職場においてあったもの以外は、モノは何もなくなってしまったので、ブーツは数少ない震災前の私の「モノ」です。

それが、金具1つ壊れただけで、靴屋さんに行ったら、きっと「修理はできません」と言われることでしょう。

雪さえ降らなければ、もう春めいてきたので、普通の靴でももう大丈夫そうですが、・・・

このブーツを履いて、震災の翌日、がれきが津波が運んだ泥でまだヌルヌルしている中を、父と主人と一緒に、子どもたちのいるところまで歩いたり、避難所で配給される食糧をいただきに行列に並んだり、おむつ代わりの尿取りパッドをもらいに行ったり、避難所のプライバシーのないトイレに入ったりしたのです。

ブーツは、私に何かを伝えたかったのでしょうか?

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誕生日翌日

昨日は私の誕生日でした。

こんなにたくさんの方に祝福していただいたのは、本当に初めてのことです。

震災がきっかけでお知り合いになった方も、大勢いらっしゃいます。

縁というものの不思議さ、深遠さを感じます。

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ニューエイジ平成23年度定時総会

今日は、夜に、うちの事務所のお客様の若手経営者・後継者の会である、「ニューエイジ交流委員会」の定時総会と懇親会がありました。

皆様のご協力により、スムーズな進行で総会が終わり、懇親会。

とても楽しかったです!

ふだんは聞き役に回るある社長さんなどは、震災の関係で、全国を回っているときのことなどを話し、

「絶対負けねえぞ!!」

全員、「ウォーーーーーーー!!!!!!」

いろいろな想いが込められた雄たけびでした。

また、それぞれの会社に帰り、それぞれのなすべきことをし、また集まって・・・

絶対、幸せになりましょうね!!!!!

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連絡

女川町から委託された業者から、とうとう、電話が来ました。

「お宅の家に残っている門などを、解体・撤去してもいいでしょうか?」

津波で、家は土台しか残りませんでしたが、道路から少し高くしていた門や玄関先の敷石は、津波に耐えて残っていたのです。

「父に直接電話して下さい」

と言いました。

どうやら、その担当の方は、今は内陸部に住んでいる叔父から、事務所の電話番号を聞いたようです。

ということは、隣の隣にあった叔父の家も、もう更地になってしまったのでしょうか?

もう、自分の家がどこにあったのかさえ、分からなくなってしまう、ということです。

「いつから始まるのですか?」

と聞くと、

「了解が出れば明日にでも」

ということでした。

いつになったら、未練がましさが消えるのでしょうか。

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はだしのゲン

長女が今、「はだしのゲン」に夢中になっています。

戦中戦後の広島を舞台にしたマンガです。

マンガである分、情景が非常に赤裸々に、なまなましく、視覚に訴えてくるものがあります。

「敵国」に対する憎しみ、空腹、貧困、不衛生、・・・

小学3年生にとっては、インパクトが強すぎるのでは、と思えました。

全10巻のうち、4巻くらい読んだのでしょうか。

ある日、長女が、

「お母さん、『はだしのゲン』と震災って、似ているけど、1つ、全然違うところがあるよ」

と言います。

「何?」

と聞くと、

「『はだしのゲン』では、外国人は日本に戦いに来るけど、震災では外国人は日本に助けに来たこと」

この経験を、大人になっても忘れないで、生き方に活かしてもらいたいです。

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誕生日のリサイタル

今日は父の誕生日です。

74歳になりましたが、まだお祝いして下さる「弟分」の皆さんがいらして、本当にありがたいことです。

父は私たちが幼い頃から、

「50歳になったらリサイタルをやる」

と公言しており、まだ小学校低学年くらいにしかならない私たちに、「お前は受付役」「お前は写真係」などと役割分担をいいつけ、オチは、

「お前はトイレの案内係」「えー、イヤだぁ!!」

というようなものでした。

リサイタルの写真も、津波ですっかり流されましたが、知り合いが、「女川町のデータベースにアルバムごと入ってましたよ」と教えて下さったので、それをいただくことができました。

招待された皆さんの写真も、皆、若く、懐かしい・・・

あれから24年経過、ということは、あの年も辰年だった、ということですね。

24年間、あっという間でしたが、写真を見ると、ずいぶんいろいろなことがあったのだということが、よく分かります。

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所得税確定申告

今日、夕方のNHK仙台のラジオに、東北税理士会会長先生が、出演されていました。

今日から所得税の申告が始まりましたので、震災の雑損控除などの説明などを中心に、皆さんにPRされていました。

なお、何ヶ所かの税務署では、通常閉庁日である日曜日も、今年は対応するようです。

2月19日と2月26日の日曜日に対応する税務署は、仙台国税局管内では、以下の通りです。

*青森・盛岡・仙台北・仙台中・仙台南・石巻・山形・福島税務署

*仙台北・仙台中・仙台南・秋田南・秋田北税務署の合同会場

皆さん、お早めに!

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コーヒーをどうぞ

震災から11ヶ月を過ぎましたが、何ということもなく、お話をしたい、という方がいらっしゃいます。

きっと、いろいろなことを、まともに受け止めるお立場やご性格なので、どこかに、誰かに、出口を見つけたいのではないか、と思います。

どうぞ、どうぞ!!

いつでもおいでください!

コーヒーは、浄水器を使った水で、インスタントでないものですから、ほっとしたいな、と思ったときには、是非うちの事務所にお立ち寄りください。

楽しみにいたしております!!

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新年会とシステム体験会、アップしました

少し遅くなりましたが、1月に開催しました新春講演会・新年会の様子を、HPでアップしました。 ↓ ↓

http://homepage2.nifty.com/Hiratsuka/gyouji/shinnen24/24.1shinnen.htm

このように、震災があっても、いつものように新年会が開催できることに感謝いたします。

皆様、ありがとうございました!!

そして、今週13日に開催しました、システム体験会も、好評をいただきました。 ↓ ↓

http://homepage2.nifty.com/Hiratsuka/gyoum/system24.2/system24.2.htm

是非是非、お使いください!

なお、会計と給与のソフトは、インターネット回線でバックアップがとれるシステムとなっております。

また、会計ソフトについては、電子帳簿保存法に適合したシステムとなっており、税務署に申請すれば、総勘定元帳と仕訳帳が、紙でなく、CD-ROMで保存できます。

どんなことでもご質問、お待ちいたしております!!

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被災地の信用金庫

先日、NHKで、「被災地の信用金庫」というタイトルで、気仙沼信用金庫の震災後の奮闘ぶりを放送していました。

実際の融資先やその金額、同業他社等々も、お話の中に出てきて、非常に現実的でした。

地元の金融機関ならではの大変さがよく分かりました。

この番組に出てきた会社は、融資していただけることになりましたが、番組には出てこない、いろいろなことが背後にあるのだと思います。

災害復旧・復興、とはいえ、すべての会社に融資できるわけではないと思います。

いちばんは、「経営者の姿勢」ではないか、と思います。

震災を何としても乗り越えよう、という姿勢と、具体的な計画、なのではないか、と思います。

これらを支えるのが、私たち、ではないかと思っています。

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森の英雄

昨年のうちの事務所の新年会で講師をして下さった、「森は海の恋人」運動の代表、気仙沼の畠山重篤さんが、国連の「森の英雄」として表彰されました!!   ↓ ↓

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20120210-00000016-fnn-soci

平成23年 新年会の様子

気仙沼も、震災で非常に甚大な被害を受けました。

しかし、畠山さんによると、震災1ヶ月後くらいに、少しずつ魚が海に戻ってきたとのことでした。

あれだけ大きな津波も、森と川までは奪うことができなかった、とお話されていました。

何度か、新聞やTVでもお顔を拝見していましたが、地道に続けていらした研究と活動が、さらにその真価を表したようで、とてもうれしく思いました。

畠山さん、おめでとうございます!!

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親と子と保育園

先日、長男の保育園のクラスの保護者の懇談会がありました。

3月には、長男も卒園、小学校に入学です。

震災後、5月にこちらの保育園に次男とともにお世話になることになりました。

しかし、以前の保育所とはかなり環境ややり方が違うので、長男も戸惑うことが多かったようです(私や母も同じでした)。

他のお母さんがたのお話も聞くことができました。

シングルマザーの方もいました。

ほとんどの家が、0歳の頃から保育園にお願いしていたようです。

あるシングルマザーのお母さんは、震災で職場が内陸の方に変わったため、毎朝5時に家を出て、帰りは10~11時になることもあるそうで、子どもの保育園の送迎も当然できないので、おばあさんと一緒に暮らしているそうです。

それにしても、毎日、ほとんど子どもと顔を合わせることがなく、また、保育園も今回で4ヶ所目だそうです。

この保育園にも、6月頃入ってきたので、「途中組」のうちの長男と、いちばんの仲良しのようです。

でも、その子とは、小学校はまた別々になってしまいます。

女川で仲のよかったクラスの子たちとも、震災で散り散りになってしまいました。

が、もしかしたら、高校で会えるかもしれませんね。

そのときを楽しみに・・・

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被災地の医療費一部負担金免除、延長

被災地での医療費の窓口一部負担金が、今月末まで免除となっておりましたが、さらに、それが今年の9月まで延長されるようです。 ↓ ↓

http://www.ajha.or.jp/admininfo/pdf/2012/120131_3.pdf

子どもたちの診療も、急げ急げ、でも、間に合わないか、と思ってましたら、春休みや夏休みも大丈夫ですね。

もちろん、自分のことも、きちんと診ていただかねばなりませんね。

ここでは、公務員や学校・大学関係の共済については触れられていませんが、現在ある免除証明書の期限によるそうです。

ということは、うちの子たちもその期限によるということでした。(確認要です)

以前住んでいた女川町では、震災前も、中学3年生まで全世帯で医療費が免除されていました。

全世帯で免除になる前は、所得制限があり、そのため、我が家では子どもの医療費の負担がありましたが、子ども3人で年間6万円くらいでした。

6万円あったら、津波で流されてしまった子どもたちのものを、少し買ってあげられるかもしれませんね。

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継続の条件・・・一般論

継続して、というのは、難しいように思います。

単発なら、それほどでもないと思うのです。

そのときのエネルギーがあればできることのように思います。

継続するには、エネルギーだけでなく、使命感や責任感、というものも必要かもしれません。

その事柄によると思いますが、見返りを求めない、ということも必要かもしれません。

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季節を感じる家

自宅が震災で流失してしまったので、今、家をお借りしていますが、そこは、昭和50年代初めに建てられた家のようです。

おばあさんが1人で住んでいらしたようです(そこに今、賑やかな盛りの子ども3人と老夫婦、私たち夫婦の7人が住んでいます)。

ですから、その方がいつもいたであろう部屋はエアコンがついていますが、そうでない部屋は冷暖房がありません。

私たち夫婦と子どもたちは2階に机をおいたり、布団を敷いて寝たりしていますが、夏はしばらくの間大変でした。

網戸がついていなかったので、それをつけるまでは、アルミサッシを閉めて寝ていたからです。

今は、やはりアルミサッシが結露し、さらにそれが凍るので、梱包用の緩衝材(プチプチの突起がついているヤツです)をサッシに貼りつけています。

お風呂のガラスもすぐに結露するので、すぐに寒くなります。

朝は水道管も凍ります。

でも、その分、季節をより感じることができます。

幼かった頃のことを思い出します。

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石巻地区、国税の期限延長の期日決定

今日、石巻市・東松島市及び女川町の国税の申告期限の延長が解除される期日が決定・公表されました。 ↓ ↓

http://www.nta.go.jp/sonota/sonota/osirase/data/h23/jishin/hisai/kijitsu_shitei120203.htm

平成24年4月2日(月)となりました。

http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/kokuji/120203/index.htm

まだ延長が続いているところは、福島県の原発関係で避難を余儀なくされている地域です。

震災から1年以上の期限延長となり、所得税の22年度分確定申告や法人の平成23年1月決算が完了していないところに関しては、2年分の申告が必要となります。

なお、どうしても申告ができない場合には、個別に期限の延長を申請すれば、さらに延長することができます。

とはいえ、税務申告よりも、金融機関への融資申し込みや、官公庁関係等の入札、補助金の申請等々で、決算書が必要となってくることのほうが多いと思います。

早く新しい年度に、精神的にも更新をかけていきたいものですね。

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相続といっても

スポットで、相続のご相談をされる方が、ここに来て増えています。

少し気持ちが落ち着いてきて、何とかしなければ、と思いながらも、どうしたらよいか分からなかった問題に、そろそろ決着をつけなければ、と感じるようになってきたのかもしれません。

一緒に住んでいた家族でしたら、ある程度どのような財産があったのかが分かるのだと思いますが、そうでない場合は分からないことが多いと思います。

全銀協のネットワークでは、震災で犠牲になった方について、血のつながった家族であれば、そのシステムを使って、どこの金融機関にどれだけの預金があったのかを検索してくださるようです。

TEL 0120-751-557

だそうです。

しかし、いとこなど、直接血のつながりのない親戚の場合は、まずは、相続人が誰になるのかを決めてから、手続をしなければならないようです。

なお、このサービスは今月末までだそうです。

該当する方は、お早めに・・・

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ご注意!東松島市と女川町の法人市民・町民税の減免申請の期限

東松島市と女川町の固定資産税の免除地域に該当する法人については、法人市民・町民税の減免措置が設けられました。 ↓ ↓

<<東松島市>>

http://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/kakuka/07zeimu/houjin.pdf

<<女川町>>  分かりづらいですが、いちばん下の文章の「こちら」の部分がクリックできるようになっています(なお、以前私がブログで紹介したページは移動されています)

http://www.town.onagawa.miyagi.jp/11_17.html

上記のサイトには、申請期限がはっきりと明示されていませんが、すでに申告を終えている法人に関しては、申請期限が設けられているようです。

東松島市の場合は平成24年2月10日(金)、女川町の場合は平成24年3月9日(金)です。

女川町のページには、「申告期限が到来している法人については」という表現になっていますが、所轄の国税の申告期限がまだ確定しておりませんので、町の担当者に確認しましたところ、「すでに申告を終えた法人」という意味だそうです。

ちなみに、この期限を過ぎてから申請した場合のことをお聞きしましたら、市・町の判断で還付するかしないかを決定するそうです。

申告が終わった法人には郵送で申請書が送られているようですが、登記されている法人の所在地と仮住所が異なる場合、転送に時間がかかりますので、注意して郵便物をチェックしてください。

なお、石巻市の場合は期限が決定されていないようです。

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