税理士による大震災に関する無料税務相談会

6月1日から30日まで、石巻税務署にて、税理士による無料税務相談会が開催されます。

今回の震災に関連した税務の相談会です。

時間は午前9時から午後5時(お昼休憩は正午から午後1時まで)です。

あらかじめ、り災証明書や損害が分かるような書類を持参していただくとよいと思います。

私も1~2日間、相談員になりそうです(日程は未定です)。

なお、各避難所でも、税務署職員による説明会を実施しているそうです。

どうぞよろしくお願いいたします。

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満潮とのつきあい

大震災に関するさまざまな支援策が出てきています。

金融関係だけでなく、事業用の仮設施設(店舗・事務所・工場等)を無償で貸し付ける、というような支援策もあります。

詳しくは、当事務所HPをご覧ください。

http://homepage2.nifty.com/Hiratsuka/

なお、このトップページの写真は、震災前の石巻の写真です。

平和だったこの頃が、懐かしく思い起こされます。

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満潮になると、冠水する地区があります。

車は通れませんし(当然、長靴です)、その時間になると、台所やお風呂の排水口から、臭いが出てくるそうです。

イタリアのベネチアのように、それを逆手にとってみる、などというまちづくりもあるのでは、と思うのですが(とはいえ、ベネチアも温暖化で水没することもあるそうです)・・・

私はベネチアには行ったことがありませんが、ベネチアに行ったことのある方に聞きますと、「写真はきれいに見えるけれど、実際は、どぶくさい臭いがしたよ」とのことでした。

生活面はもちろん、復旧が必要ですが、まちづくりに関しては、発想の転換も時にはいいのでは、とも思います。

ちなみに、私の涙腺の満潮時刻は、最近、深夜です。

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被災農家への支援策

東日本大震災で被災した農家を対象に、国の支援策が補正予算に盛り込まれたようです。

作付再開に向けて復旧作業を実施する場合、水田は10アール当たり35,000円、露地野菜は10アール当たり40,000円の補助金が支給されるそうです。

また、農産物の加工施設や出荷施設などを復旧する場合も補助金があるそうです。

資金繰り対策として、最長18年間無利子で借入ができる金融支援制度も設けられたそうです。

11日に名取、12日に大崎市で説明会があったようです。

16日には仙台で、自治体や農協の担当者を対象に説明会が開催されるようです。

詳しいことをお聞きになりたい方は、地元の農協や東北農政局にお尋ねください。

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支援策以外の現場の状況

毎日、事務所全体の業務として、お客様のところに状況を伺いに行ったり、お客様の方から事務所にご相談に来ていただいたりしています。

経営者や経営者に近い立場の方は、自分のことを後回しにして、会社の対応に追われています。

早くその方々に、自分自身のことを考えていただきたいです。

国や金融機関の支援策はいろいろと出されていますが、それ以外の部分で、今の時点ではっきりしていない事項もたくさんあります。

本日、確認した部分をお伝えいたします。

<<国税関係>>

①所得税・個人消費税の振替納税(4月22日・4月27日)の納期限の延長は決定しているが、いつ振替になるかは未定

②平成23年分の震災の被害の損失を、平成22年分の所得税の計算に織りこむことができるかどうかについても未定

③納税者が死亡した場合の申告義務・納税義務は、原則的には遺族(相続人)が承継するが、全員死亡の場合や遺族にその認識がない場合などについての対応は未定

<<社会保険関係>>

①社会保険料の銀行口座からの引落は、3月31日引落分より、2ヶ月猶予されているが、いつまで続くのかについては未定

②この震災による事業の不振のため、給料を減額した場合、標準報酬月額の決定方法は、通常の「月額変更」(変動から3ヶ月平均で2等級以上増減した場合、改定)を適用するのかどうかは未定

「未定」のことが多いです。

分かり次第、お伝えいたします。

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東日本大震災3週間

4月になりました。震災後3週間が経過しています。

3月の最終週は、米沢と石巻を1日おきに往復していました。

私たちが当初避難所にしていた長女の小学校に行ったとき、女川がどのように変わっているか、見てきました。

沿岸部は地盤が沈下し、1メートル以上深くなったと言われています。

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では、「奥行き」は、というと、この写真に写っている中央の商店には、地震前は国道があり、海岸駐車場、岸壁があり、海岸まで30メートルほどの距離がありました。

しかし、この写真では、右下の黒い部分まで水が来ています。これは満潮時ではありません。

つまり、30メートル分、海の部分が増えたということになります。

このお店の奥や前面にも商店がたくさんありましたが、この先は「海」になっており、通行止めになっています。

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女川湾はV字型になっているのですが、左側の岸壁にあった保税倉庫が、初めの写真の前面まで流れてきていて、まだ撤去されていません。

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中央は、町内のスーパーですが、3週間経過してもまだこのままの状態です。

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石巻信用金庫 女川支店です。看板があるので、かろうじて何があったか分かる状態です。

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小学校に上る坂から見たところです。

がれきは少しずつ撤去されていますが、大量すぎて、道路が通れるようにするだけで手いっぱいの状態です。

女川町から、石巻市に回りました。

女川と石巻は隣り合っていますが、そこに「万石浦」があります。満潮時になると、このあたりから冠水が始まります。

石巻市渡波~湊・松並町~日和大橋~雲雀野~重吉町~大街道~日和山~中央、というルートで回りました。

渡波の中でも、海に近い方は、満潮時でなくても、まだひざ下くらい浸水しています。

湊・松並町には、多くの水産加工会社や運送会社、資材会社がありますが、がれきがまだ撤去されていません。

雲雀野には、日本製紙石巻工場があります。

東京ドーム30個分、という広さです。

水産加工業とともに、石巻市の産業を支えてきています。

日本製紙単独でなく、その設備の工事・メンテナンス関連の会社が、石巻市にたくさんあるのです。

都市部で広報を担当しているという友人が、日本製紙石巻工場から、紙が調達できなくなったので、その手当に四苦八苦している、と聞きました。

日本製紙は、今、このような状態です。 ↓ ↓

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↑ ↑ これは、日本製紙の工場の向かい側に、製品の紙のロールが水に浸かり、そのままの状態にされている状態です。

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↑ ↑ これは日本製紙の工場ですが、同じように、紙のロールがすっかり野ざらしになったままになっています。

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↑ ↑ 原料の原木も、津波に流され、そのままです。 ↓ ↓

構内の鉄道のレールも、すっかり曲げられ、機能できる状態にありません。

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大街道地区も、がれきがたくさん積み上がっています。

ある友人は、会社の屋根まで上がって避難していましたが、波が来て、同じ場所に避難していた1人が行方不明です。

また、ある先輩は、会社の2階で避難していましたが、津波で流されてくる人たちを20人くらい引っ張り上げて助けたそうですが、そのうち何人かは凍死してしまったそうです。

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日和山から見た日和大橋です。

大きな建物は何とか残っていますが、使える状態ではありません。

航空写真しか見たことのない方は、「意外に建物が残っているのでは」という印象があるかもしれませんが、がれきに埋もれている建物に入ることはできませんし、内部もめちゃくちゃです。

画像の右下から先は、火災で3日間燃え続けました。がれきと焼け跡しかありません。

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日和山から見た中瀬です。

中瀬に残っているのは、左奥にある白い建物、「石ノ森萬画館」「石巻ハリストス教会」だけです。

地震時、中瀬をはさむ内海橋に、多くの車が殺到し、車から脱出した人も車も、津波に呑み込まれてしまったそうです。

中瀬には、「岡田劇場」があります。

古くは芝居小屋、今は映画館となっていました。

10数年前、駅前にシネマコンプレックスができるとのことで、岡田劇場が閉館される、という話がありましたが、岡田劇場への愛着が多い市民、他地域に住む方が、それを惜しみ、有志で「岡田劇場がんばれ会」が発足しました。

毎年3~4回くらい、懐かしい映画や演芸会を開催し、賛同する企業が観客に食材やプレゼントを提供し、毎回楽しい会となっていました。

また、昨年、映画「エクレール・お菓子放浪記」という映画が制作され、石巻市では岡田劇場や日和山が、その映画の舞台にもなりました。

本当は、3月26日に、石巻市での試写会が予定されていました。 ↓ ↓

http://makicasi.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-7828.html

岡田劇場も津波で流され、また、映画の上映会場もなくなりました。

せめてもの救いは、震災以前の石巻の姿が、映画に残されている、ということでしょう。

いつの日か、その映画を観ることができるようになったとき、懐かしさが悲しさを上回ってくれていれば、と祈ります。

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女川、石巻

今日また米沢から帰って石巻、女川でいろいろな用事を済ませました。 いろいろな方にお会いして、状況をお聞きしました。 この震災から3週間経ちました。 女川も石巻も、地盤が1メートル以上下がり、以前道路だったところが海になっていました。 明日写真をアップしたいと思います。 週刊朝日に、女川のサンマを有名にした水産加工会社の社長の話が掲載されています。父の学校時代からの友人でもあり、お客様でもあります。 是非ご覧ください。

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偶然生かされている自分

今日は石巻にいったん戻りました。

事務所は、今日電気が通りました。が、床上浸水でしたので、床に設置してあるコンセントは使えません。

水道は流れるようになりましたが、ちょろちょろということもあります。

固定電話も一部使えるようになりました。

お客様からの電話がけっこうかかってきます。

相談でいらっしゃるお客様もいらっしゃいます。

叔母の家に泊まりましたが、叔母の家も夕方から電気が通りました。

水はまだなので、近くの公園にある仮設トイレを使います。

一緒に戻った主人が、

「偶然、生かされているよね。」

と話していました。

そう強く思います。

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中小企業庁より、「中小企業向け資金繰り支援策ガイドブック」 が出されました。

是非ご覧ください。

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東北関東大震災2週間

東北関東大震災の地震から今日で2週間経ちました。

あっという間の2週間でした。

まだまだ避難所生活を強いられている方や電気・水道が復旧していない状況です。

女性起業家の先輩から、おむつの代用法が掲載されているサイトを教えていただきました。

避難所にいらっしゃる方は直接見ることはできないかもしれませんが、ボランティアの方やご親戚の方に見ていただければ、と思います。

だっことおんぶログ :レジ袋でおむつを作る方法
http://ameblo.jp/babywearing/entry-10830384940.html

そんな中、地元にいる企業経営者の友人からメールが来ました。

> 今日は商工会議所 主催の 石巻産業復興会議
> というのに行って来ました。
>
> 商工会議所の3Fはまだ電気がなく、薄暗がりで、メガホンでの会議でしたが入りきれないくらいの人で市長、会頭はじめみんなでガンバっと〜!
> とやってきました。
>
> 被害のなかったN君、Hちゃん、Kさんたちはボランティアしてるし、Mさんたちはなんやら、NPOの受け入れセンターを市役所内の店舗に作った様子。
>
> うちの会社はほぼ壊滅状態ですが、明日全体会をして、復活の狼煙をあげるつもり。
>
> 愛する町がボチボチ復興にむけて動きだしてます!
> ほんじやー、また。

私も在籍していた石巻JCの先輩や友人が頑張っているようです。

長女の通う小学校からも、担任の先生から、始業式の日程の連絡がありました。

私も来週、帰ってみたいと思っています。

子どもたちは妹と母が見てくれるとのこと、ありがたいですね。

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東北関東大震災被災事業者への支援策

地元でも少しずつ携帯電話がつながるようになってきたこと等もあり、多くの先輩やお客様、友人たちから電話やメールをいただいています。

関東近辺では、すでにガソリンは今日あたりで十分供給されてきているようですが、地元ではまだの様子です。

ガソリンスタンドでの長蛇の列によって、救急車や緊急車両の通行の妨げになるとのことで、警察から禁止との通達まで出ているようです。

しかし、仙台を拠点とするガソリン卸大手が、2~3日後にはガソリンの流通がスムーズにできるようになる、との情報も出てきているようです。

このような情報も、通信や電気がまだ機能していない地元には、なかなかすぐには伝わってこない、というのがもどかしいです。

Googleの「Person Finder」にしてもしかり、です。

そんな中、中小企業支援策が少しずつ出始めています。

融資や休業中の雇用に関しての支援策、税制などです。

TKC全国会で、支援策をまとめましたので、皆様にご報告いたします。

中小企業支援策ダウンロード 

日本政策金融公庫

七十七銀行

宮城第一信用金庫

杜の都信用金庫

雇用調整助成金

早くこれが使えるような状態までに復旧していくことが、当面の課題です。

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東北関東大震災被災者への個人レベルの物的支援

多くの皆さんがこのブログをご覧になり、コメントやメールを送って下さり、大変うれしく、心強く感じます。

地元に残っている事務所の職員から携帯メールや電話をもらいますが、まだまだ状況は良くなっていないようです。

電気・水道はまだ一部しか通っていないようです。

もちろん固定電話はまだまだ先のようです。

携帯電話も少しずつ使えるようになっていますが、全地域ではなく、また、つながっても電波状況が悪く、聞こえづらいようです。

ガソリンも、何時間も並んでようやく10リットル、というような状況です。

彼らのために宅配を送ろうと思いましたが、宅配の会社も営業所までは送ってくれるのですが、個人宅まではまだのようです。

しかも、市内の営業所は津波で流され、閉店している状況です。

仙台支店留めというところが多く、近いところでも、車で行かなくてはならない距離です。

しかし、営業所まで取りに行くにも、ガソリンが必要なのです。

皆さんも、同じような思いでいらっしゃると思います。

大手の宅配会社は無理だと思いましたので、明日、個人経営の運送会社のネットワークに連絡してみたいと思います。

今日、フィンランドの方から、「水のいらない乳児用のミルクを送りたい」とコメントがありました。

「桜」さん、ありがとうございます。

まだまだミルクは不足していると思います。

また、私もそうでしたが、子どもが夜に泣いたりしますと、避難所で一緒に過ごしている方に迷惑をかけているのではないかと、お母さん方が非常に肩身の狭い思いをしているのではないかと思います。

「桜」さんが、受入先や運送会社を探していらっしゃる、ということで、調べてみました。

宮城県の災害支援企業の一覧が掲載されていました。 ↓  ↓

http://www.pref.miyagi.jp/kikitaisaku/torikumi/taiseikyouka/mokuroku_list.pdf

こちらにお問い合わせいただければ、何とかなるのではないかと思っています。

「桜」さん、どうぞ、よろしくお願いいたします!!

皆さん、よろしくお願いいたします!!

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