サラダの不在
先日、子どもたちと某大手ハンバーガーショップのテイクアウトで、お昼をいただきました。
すると、親の分としてサラダセットを買ったはずなのに、サラダがありません。
レシートを見てみると、確かにサラダも代金の中に入っています。
主人はぶうぶう言っています。
私はレシートに書いてあった電話番号に電話してみました。
すると、「大変申し訳ありません。今、すぐにお届けします」
そして、「すみませんが、私はこのへんの土地の者ではありませんで、地理がよく分かりませんが、近くに目印になるようなものはありますか」
ということで、名前と電話番号を聞かれました。
20分ほどして、電話がかかってきました。
「今到着したのですが、どちらにいらっしゃいますか?」
そして、足りなかったサラダを手渡されました。
主人は、「すごいね」
何がすごいかというと、届けに来たお店の方の対応が(すごい)、ということもさることながら、もうお店を離れたにもかかわらず、電話をかけた私の図々しさが(すごい)、ということを含んだ言い方です。
そう言いながら、届けてもらったサラダを食べています。
「サービスにうるさい人がいると、お店も大変だね」
と言って、コップをがちゃんと置いたことに腹を立てた人に謝罪しに、広島から名古屋まで行ったお店の方の話をし、そのことがある種伝説のサービスのようになっている、というような含みを残しました。
私は、「いや、今日のことはサービスではないんじゃない?だって、もともとお金を払ってあるものなのだから、それを袋に入れなかったのはお店のミスであって、そのミスがなければ、わざわざここまで届けることはしなくていいのだから。私はサービスにうるさいというわけでなく、当たり前のことを言っているだけだと思うよ」と主張。
めずらしく、主人は納得。
そうは言っても、すぐに対応してくれたのは、やはりマニュアルが徹底しているからなのかな、と感じました。
地元のお店が、大手資本に対抗するには、マニュアル以上のサービスが必要だと思うのですが、時々、がっかりすることも、確かにあるのです。
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